兄貴 is POWER

多趣味な兄貴の趣味紹介ブログ

A&K ウィンチェスター M1892 分解整備・レビュー


こんにちは、兄貴(@ANIKI_hateblo)です。

いつもアクセスありがとうございます。


だんだんと夏が近付いて来ており、すっかりサバゲーのシーズンですね。

さて、ここ最近ありがたい事にサバゲー仲間が増え続けています。

やはり仲間が多いとそれだけ楽しみ方が増えていいですね。


我が兄貴小隊には大きく分けて2つの部隊があります。(勝手に今さっき決めた)

土日休みの人に合わせて主に土日にサバゲーする「週末サバゲー部」と、平日休みの人に合わせて平日にサバゲーする「平日サバゲー部」の2つです。

私はニートですので両方参加。

直近の1ヶ月で週末サバゲー部に2名、平日サバゲー部に1名入隊(勝手に)しました。兄貴うれしい。


よくこのブログに登場するTJ(@tj883n)くん(TJ883Blog | TJのハーレーと趣味の雑記)は週末サバゲー部の一員で、今回増えた週末の2名は彼が連れて来てくれました。

変態銃をこよなく愛する彼(参考:FN HERSTAL社公認ライセンス Cybergun FN P90を購入してしまった | TJ883Blog)が連れて来ただけあり、人生最初の一艇に「雷槌」をチョイスするような強者たちです。

※雷槌の参考画像



ヤベェですね。

この画像は実際に所有している本人から許可を得て掲載しています。

つまり本当に買って持ってる。ヒュー!


コンセプトはいわゆる攻殻機動隊的なアレです。

もともと日本のメーカーがガレージキット(だったかな?)で販売していた物を中国のメーカーがアレした製品です(雑な説明)。

なお、サイバーな見た目に反して実はベースがスタンダードM4のため大変使いやすい電動ガンです。

もちろんマガジンもスタンダードM4用がそのまま使えます。

最初に付属するのはショートタイプのゼンマイ式190連多段マガジンで、そのままサバゲーに持ち込めます。

キャリングハンドル上部にM4やM16用のキャリングハンドル用20mmレールマウントが取付け出来、ドットサイトなど光学機器の装着も思いのまま。

コンパクトで取り回しも良く、インドアから野戦までこなせる非常に優秀な銃だったりします。



で、今回のメインは我が小隊が誇るもう一人の変態(褒め言葉)、平日サバゲー部の新メンバーです。

彼は人生最初の一艇にマルシンのデリンジャーをチョイスした漢で、たった2発に全てを込める事を決意したアレな人(褒め言葉)です。

前回の記事で書いた九龍サバゲーデビューでしたが、そこで2発しかない事の恐ろしさ、デリンジャー特有の接合部の弱さを味わってもらいました。(折れた)


で、前回のデビュー戦から数日後、彼はもう少しまともに戦える銃を入手するために秋葉原へと旅立って行ったのですが…。





A&K ウィンチェスター M1892



コイツやりやがった!!!!


いや、わかるよ、デリンジャーと言えば相棒はウィンチェスターだよね、うん、わかる



でも電動でも無ければフルオートどころかセミオートでも撃てないよねその銃!?



…なぜ俺の周りはこんなのばっかりなんだ…。




またしてもトンデモ銃使いが1人、小隊に増えたのでした。



こちらのM1892、もともとマルシンから発売されているM1892のコピー品で、マルシン製と比べ値段が半額以下と大変お買い得なモデルとなっています。

ガス式・レバーアクションによる単発式・オプションのためのレール類一切無しと、これまた漢気溢れるモデルです。

値段の差の分と言うか品質が若干アレで、彼が買った個体もガス漏れしたりしなかったりで微妙との事で私が調整する事になりました。
(まぁ本家も割とガス漏れ酷いんだけど)


ガス漏れの様子を見るついでに各部の点検・清掃と調整、詳細のレビューもやっちゃいましょう。




それでは詳しく見て行きます。





A&K ウィンチェスター1892



まずは全体の外観から。



メインのフレームは金属製、ストック部はなんと本物の木で出来ています。美味しそうな色ですね

金属はメイン部はアルミかな?

ネジやスリングポイントなど一部パーツは磁石がくっつく事から鉄製の様子。

本体の重量は1800gと、コンパクトな割にズッシリとしていていい感じ。


実勢価格¥20000前後のモデルですから、これはすごい。さすが海外製ですね。


反対側はこんな感じ。



輝くMade in Chinaのシール。


続いて先端部。



マズルからはインナーバレルが見えず、中々リアルな仕上がり。

マズル下のキャップの中にガスを入れるバルブがあります。



このキャップはサイドの銀色のネジを押すとフタ部分がカチッと前に動き、左右に回してバルブを露出させる仕組みになっています。

ちなみにこのロック機構も機能していなかったため、調整してちゃんと動くようにしました。


で、「注入口付近からガス漏れの音が聞こえる」との事で今回おそらく問題なのはまさにココですね。

真鍮製のバルブっぽいパーツが見えますが、おそらくこの大きな部品の奥に本当のバルブがあると思われます。


レバー類も金属製ですが、某シュワちゃんのようにバイクに乗りながら片手でコッキングすると一発でブッ壊れますので注意。


全体的な作りの荒さはあるものの、雰囲気が良く出ているように見えます。


値段を考えたらかなり良い質感ではないかと思います。



ガス漏れの確認

で、まず問題なのがガス漏れ。

様子を見るためにまずはガスを入れます。


先端部のキャップにはコインで外すようにミゾが入っていますが、これはダミーですので注意。

先程も書いた通りキャップ部の上に見える銀色のネジを押すとロックが解除され、左右にフリーで動くようになります。



で、ガスを入れるのですが、海外製特有の「ガス入れてんだか入れてないんだか音がしないから分からねえバルブ」が採用されています。

根気よく少しずつガスを入れて行くと途中から「シュー」と言う音が。


ああ、これは漏れてますね…。

しかし幸いにも注入バルブ側から漏れている様子。

本家のマルシン製では本体側の接合部から漏れる事が多いので、そちらの修理に比べれば随分楽です。



それでは分解しちゃいましょう。



バルブ部の分解・整備


まずは大きな真鍮の部品を外します。


今回使うのはこんな工具。



これは「コインドライバー」と言って、通常のマイナスドライバーでは回しづらい大きなマイナスネジを外すのに使う工具です。


価格はお安め。


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元々バイク用に持っていた工具ですが、今回はこれが大活躍。

通常のマイナスドライバーでも回せるとは思いますが、こちらの方がネジ頭のミゾを傷めずに回せるのでオススメ。

真鍮は比較的柔らかい金属ですので、ナメないように注意しながら反時計回りに緩めて行きます。



ここに限らず、この銃に使われているネジは全て正ネジっぽいですね。

時計回りに回せば締まり、反時計回りで緩みます。


で、これが外れたら先端部に見えるネジを普通のマイナスドライバーでどんどん外して分解して行きます。



バレル先端のリングも外します。サイドのネジを外したら前に引っ張るだけ。



で、そのまま前に引っ張って木製のハンドガードも外します。



ハンドガードは外さなくても整備出来ますが、一応こんな感じで外れるよ、って事で。



で、ここまで分解するとガス注入バルブが完全に露出します。

このバルブを先程のコインドライバーで外します。

取り外した物がこちら。



思っていたよりネジ部の作りなどはキレイですね。

付属のOリングがなんだか頼りないですが、特に切れたりはしてないので今回はこのまま使います。

この取り外したバルブに、Oリングの上からシールテープを2周ほどキッチリ巻きます。



このシールテープはホームセンターの水周りコーナーで入手出来るほか、Amazon楽天などでも非常に安価に入手出来ます。

ガスやエアー、水・油などの漏れを防いでくれるので一つあると大変便利です。



巻いたら上からミニ四駆のグリスを塗り、バルブを元に戻します。

そうしたらガスを入れてみて漏れの確認。



うむ、問題無し!!(`・ω・´)



動き渋い問題


ガス漏れが治ったら次はこちら。

買ったばかりなのもありますが、レバーやトリガーなど各部の動きが非常に渋い。


分解して整備しようかと思いましたが、とりあえず覗き込んでみると…。



油類が一切ない!!!



もうね、中身パッサパサ。

動かす度に金属同士が当たり、内部には鉄粉が溜まっていました。

そりゃ渋いわ。



なので一度エアダスター鉄粉を吹き飛ばし、内部に向かって5-56無香性タイプを吹き込みます。



この5-56無香性タイプはプラスチックにも使える優れ物で、仮に内部にプラ製部品があっても大丈夫なように採用しました。

プラスチックだらけのミニ四駆でもお世話になっているオイルですね。


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このくらいのサイズだと工具箱に入れやすいので便利。


とは言え木部に油は色々と心配なのでストックとハンドガードは取り外しておきます。

ちなみにストックはストック上部の大きなマイナスネジを一つ外し、後ろに引っ張るだけで取り外せます。



で、色んなところから5-56を吹き込んだらレバーやトリガーなどに馴染むようにカチャカチャ動かします。



ある程度動かしたら上からさらに5-56を吹き込み、余計な鉄粉などを洗い流します。


写真は撮りませんでしたが、この時点で拭き取ったウエスは真っ黒。

内部の擦り合わせが全く出来ていない証拠です。


この

注油→動かす→洗い流す

の工程を何度も繰り返し、鉄粉があまり出なくなったら完了。

あとは動かしながら染み出して来る余計な油や残っている汚れを拭き取ってあげます。



これで動きがかなりスムーズになりました。

あとは使い込んで行けば自然と滑らかになって行くでしょう。

さらに分解して完璧に磨く事も出来ますが、今回はそこまでしなくても動きが良くなったのでこのままで。

今後必要になったらその時に分解しましょう。

ついでに本人に確認を取り、Made in Chinaや検品のシール類は剥がしておきました。



ハンマーやレシーバーの上部など、作動の際に当たる場所の塗装が剥がれてしまうのはご愛嬌。



さて、ここまで出来たらあとは実際に撃ってみて動作に問題がないか確認します。




シューティングレンジへ



そんな訳で整備後の試射で毎回お世話になるイージーシューティング(@EShoooooting)さん(ESホーム)へ。


実際にレンジで撃ってみて、射撃に問題が無いかテストします。


レンジに入る前に初速測定から。

今回の測定では初速は83m/s程度。



ガスの長物ならまぁまぁこんなもんでしょ、ってぐらいですね。特に問題ナシ。

ここのレンジは5mと9mの2種類ありますが、今回は弾道をキチンと見たいので9mレンジへ。



(Photo by TJ)


うーん、すごい写真映え。


モデル的にフロント・リアサイトが無いので雰囲気で狙って撃ちます。

弾道的には9m程度ならほとんどフラット。

肩付け出来るストックも無いのでかなりアバウトに狙うほかありませんが、インドアで運用するなら問題無いでしょう。


結論としては「交戦距離10mくらいなら何とかなるでしょ」と言った感じ。

元々精密射撃をするようなモデルでもありませんから、必要にして十分です。


レバー類の動きがスムーズになった事により次弾装填も楽々。

問題だったガス漏れも無く、遠距離の狙撃でもしない限りサバゲーでの使用にも耐え得ると思います。


ライフルと言うより、ショットガンやハンドガンに近い使い方になる感じですかね。


もしこれで使いづらいようならストックを延長するなり、フロント・リアサイトを両面テープで貼り付けたりすればより使いやすくなると思います。


あとはリロードが専用のローダーを使う必要があり、ちょっとめんどくさい。

なので、こんな感じに付属のローダーとマルイのローダーを組み合わせて見ました。



これでゲーム中でもスムーズにリロード出来るようになりました。

これだと持ち運びが若干不便なので、小さい方のローダーを買ってそちらと組み合わせた方が便利かも知れません。




↑こんなの。





さてさて、そんな訳でA&KのM1892を分解・整備したお話でした。

事前のイメージよりはちゃんと使えそうで、コンパクトなサイズと独特ながら使いやすいレバーアクションでインドアで活躍出来そうです。

アウトドアフィールドでは地獄を見る事間違いなしの性能なので、やはり実用品としてのライフル類はあった方が良さそうです。



…次はちゃんと電動ガン、買おうな?




今回はここまで。




最後までお読み頂きありがとうございました。


ではまた!